警視が教習所から無償でバスを借りて一般道で運転練習
大型免許を取得するために自動車教習所から無償でバスを借り、指導も受けたとして、愛知県警は21日、運転免許課次長の井本泰寿警視(60)を減給100分の10(1カ月)の懲戒処分とした。
運転免許課は自動車教習所の指導・監督を担当しており、県警は同日付で井本警視を交通部付とする人事を発令した。
県警によると、2008年4月ごろ、県内の自動車教習所から無償で大型バスを借り、教習所の教官を乗せて一般道で運転練習したほか、同年4~9月、名古屋市の運転免許試験場で公務時間外に大型バスやフォークリフトを無許可で運転していた。
同年中に大型2種免許と大型特殊自動車2種免許を取得していた。県警の調査に「業務管理に必要と思って、免許を取得した。不適切な行為で反省している」と話している。