小学生に夜の運転講習
秦野自動車教習所(曽屋1021の2)で8月4日、東地区の小学1年生から5年生までの児童13人と保護者が参加して、自転車安全運転講習会「ザ・ナイト!」が行われた。
同教習所では、市職員や高齢者などに安全運転講習を行っているが、小学生を対象にした夜間の自転車運転講習は初めて。
児童たちは午後6時30分に集合し、交通安全のビデオを見た後、すっかり暗くなった教習コース上へ移動。教習所が用意したバスに乗り、運転席に座って死角を確認した。続いてバスをゆっくり走らせながら、教習所の指導員が運転する自転車とすれ違い、無灯火とライトを点灯しているときの見え方の違いなどを車内から観察した。
参加した児童の父親で同教習所指導員でもある岩田幸久さん(40・東田原在住)は、「今の子どもたちは塾通いなど、夜間に自転車に乗る事もある。自動車の運転手からの目線で見にくさなどを体験してもらえるよう、内容を工夫しました」と話した。
小学5年生の男児は「バスからもっと遠くまで見えると思っていた。自転車もライトを点けていないと危ないと分かった」など、初めての経験に笑顔を見せながら感想を話した。