電動車いす 事故防げ 尾道で高齢者試乗
「春の全国交通安全運動」最終日の15日、尾道市と尾道署などは、同市向東町の尾道自動車学校で「高齢者の交通安全教室」を開き、地元の老人クラブなどから約50人が参加した。
同署の赤木一彦署長が「学んだことを地域や家族に伝え、安全意識を高めて」とあいさつ。参加者は、利用者が増えている電動車いすの事故を防ぐため、場内コースで試乗。段差に見立てた板の上では、バランスを失いかけた人もいた。
普段は軽自動車を運転している同市神田町、主婦高木美重子さん(70)は「転倒しそうで怖かった。電動車いすの脇を通るときは、今まで以上に徐行しないと」と話していた。
場内コースに乗り入れたバス内では、「おのみちバス」(尾道市東尾道)の社員が「歩行者が路地から飛び出し、バスに接触する事例が続いている。ひと呼吸置いて、左右の確認を」と要望。運転席に座り、死角を体感する人もいた。
(2010年4月16日 読売新聞)