認知症で39人取り消し 75歳以上の運転免許
運転免許を更新する75歳以上の高齢ドライバーに昨年6月から義務付けられた認知機能検査で、ことし5月までの1年間に、認知症と診断され、免許を取り消された高齢者が全国で39人に上ったことが15日、警察庁のまとめで分かった。
同期間、検査を受けたのは約76万人。検査の結果は、記憶力・判断力が低い(第1分類)、記憶力・判断力が少し低い(第2分類)、記憶力・判断力に問題ない(第3分類)の3つに分けられる。このうち、第1分類と判定されたのは、全体の約2%にあたる約1万4000人だった。
第1分類と判定されても免許は更新できるが、信号無視や一時不停止などの交通違反を犯し、医師の診断対象となった102人のうち、28人が認知症と診断され、免許を取り消された。
また、第1分類と判定を受け、70歳以上のドライバーに義務付けられている高齢者講習で運転に支障があるとされ、認知症と診断を受けた11人が、免許を取り消された。
中日新聞